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国王陛下の御誕生日がタイのナショナルデー

1932年6月24日、タイは絶対王政から立憲君主制へと変わりました。1938年、タイ政府はナショナルデーをこの日に正式に定め、1939年、ピブーン・ソンクラーム陸軍元師が首相になった時に初めてお祝いをしました。
その後、1960年、サリット・タナラット陸軍元師が首相となった時、国王陛下が国の中心であるという王国の伝統に則り、そして国民の心を一つにするために、国王陛下の御誕生日をナショナルデーとすることに決めました。その結果、1960年以降、タイはプミポン・アドゥンヤデート国王陛下の御誕生日である12月5日を「タイのナショナルデー」としています。
1980年、教育支援ボランティア協会のクンインヌアティップ・サメーラスット会長が12月5日を「国家の父の日」とすることを提案しました。クンインヌアティップ・サメーラスット会長は、「父親には御恩があり、家族や社会において重要な役割を担っている。子どもは父親を尊敬し、孝行すべきであり、社会は父親を褒め称えるべきである。」という考えを広めました。したがって国王陛下の御誕生日である12月5日は「タイ国家の父の日」でもあるのです。
 
 
 

ナショナルデーには何をするの?

ナショナルデーにタイ人は、「国家の父」である国王陛下への忠誠心を示すための活動をします。国旗を掲げたり、国王陛下の写真を政府機関、学校、会社、家庭など様々な場所に飾ります。
また、ウェブサイトの1番初めのページを国王陛下を称えるページにしたり、国王陛下の健康や長寿を願って蝋燭に火を灯したり、王宮前広場で盛大な花火を打ち上げたりします。
その他にも、学校では父の日を記念する行事を行います。例えば、作文コンテストや、教室の壁に父の日を記念した飾り付けをします。政府機関や民間組織では、親子の絆を深めるためのイベントを行ったり、家庭では、父への感謝を表す特別な機会として、ジャスミンの花輪をプレゼントしたり、手を合わせて父の足元で頭を下げたり、父を連れて外食をしたりといった色々な形で父への感謝の気持ちを表します。