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 トゥクトゥクは、人力車の車体とバイクのエンジンを組み合わせたものから発展し、物品の運搬によく利用されていた。

 1934 年に日本自動車メーカー(ダイハツ)が軽三輪自動車(ミゼット)をタイに輸出したことにより、タイ人はミゼットを利用するようになった。特にバンコク市内で人力三輪車による人や物の運送が禁止されてからミゼットの利用が大変普及し、人力三輪車の代用となった。

 しかし、その後ダイハツがミゼットの生産を廃止し、修理用の部品が入手困難になったため、タイの車修理工や職人達が三輪自動車の車体をタイ風に改造するようになり、独特なタイの三輪自動車トゥクトゥクが誕生し、修理部品も簡単に求められるようになった。

 現在、タイはトゥクトゥクを生産、輸出している。日本生まれのトゥクトゥクはタイで改造され成長し、世界中でよく知られるようになったと言える。

タイで生産、輪出され始めたトゥクトゥク。この写真は代々木公園で毎年開催されるタイ・フェスティバルで展示・販売されたものである。