img_4716

タイには特別な王室行事にだけ使用する豪華な王室御座船(ロイヤル・バージ)があり、プミポン国王陛下が御即位されてから 14 回の御座船パレードが催されてきました。そして 2006 年 6 月 12 日、国王陛下御在位 60 周年を記念して、第 15 回王室御座船パレードが国王・王妃両陛下と国内外の 御来賓が御観覧になられる中、盛大に執り行われます。船の漕手は総勢 2082 人、 4 隻の王室御座船とともに 52 隻の船が全長 1.2Km ・幅 90m の規模で、ワースグリー桟橋からワット・アルン桟橋までの 4.5 Km をパレードします。


 

1. 王室御座船パレードのスケジュール 2. 王室御座船の歴史 3. 王室御座船の種類 1. 王室御座船パレードのスケジュール    リハーサル(夜間)  5月30日  ドレスリハーサル   6月2日、6日  最終ドレスリハーサル 6月9日   ロイヤル・バージ   6月12日 18時半~20時  ・「光と音」のショーは19時30分から。・チャオプラヤー川両岸の電飾・電気は消され、周辺の暗闇がパレードの美しいライトアップをより 一層引き立たせます。

チケット、観覧場所などの情報は、タイ王室海軍又はタイ国政府観光庁http://www.thailandtravel.or.jp http://www.tourismthailand.org のホームページをご参照下さい。

王室御座船の歴史

御座船の始まりは、スコータイ王朝時代まで遡ります。当時の国王が灯篭流しや蝋燭点灯式などで御旅行された時、華やかな御座船行列が形成されました。都が河川と運河に囲まれたアユタヤ時代になると、御座船行列は王の統治力を表す宮廷の伝統行事の一つに発展しました。国内外貿易が盛んになり外国との交流が増えるにつれ、王達は外国の使節団や高官を迎えるため御座船で出かけられたり、宗教的儀式を執り行うためにも使用されていました。御座船を詳細に描写するリズミカルなパレード曲は、アユタヤ王朝ボーロマコート王治世初期に作られたもので、現在も御座船パレード際には使われています。

  

 

 

3.王室御座船の種類

特別な王室行事にだけ使用する王室御座船(ロイヤル・バージ)は、通常チャオプラヤー川西岸のバ ンコクノイ運河を少し上がったところにある王室御 座船置場(博物館)に保管されています。国王陛下 が御座船に御乗りになる場合、陛下は船体中央にあ る御殿風の船室内に着座されます。そして黄金と赤の櫂を持つ漕手が総勢 50 名、舵手と航海士が各 2 名、その他船尾信号旗手・漕手監督・王座天蓋支持 者が乗り込みます。現在、王室御座船は次の 4 種類に 分けられます。

スパンナホン

 ラーマ 1 世時代に造られた御座船「シースパナホ  ン」に代わり、ラーマ 6 世が造られた最も重要な国王 専用御座船。舳先は聖鳥ホン(ブラフマー神の乗 物)が模られている。御座船は黒色で、重量 15.6 トン、全長 44.7 m。漕手 50 名、舵手と航海士各 2 名で御座船を動かす。漕手は聖鳥が空を飛ぶよう な姿で船を漕ぐ。

アナンタナーカラート

ラーマ 4 世時代に造られた御座船の代わりに、ラー マ 6 世が造った王室御座船。舳先は蛇ナーガ神が模られている。御座船は緑色で、重量は 15.36 トン、全長 42.95 m。漕手 54 名、舵手 2 名で御座船を動かす。




アネークチャートプチョン

ラーマ 5 世時代に造られた御座船。舳先は小型の蛇 ナーガ神がいくつも模られている。御座船は桃色で、重量 7.7 トン、全長 45.4m 。漕手 61 名、舵手と航海士各 2 名で御座船を動かす。

 


ナーラーイソンスバン・ラーマ 9

プミポン国王陛下御在位 50 周年を記念して造られた御座船。舳先はガルーダに乗ったヴィシュヌ神が摸られている。御座船は赤色で、重量は 20 トン、全長 44.3m 。漕手 50 名、舵手 2 名で御座船を動かす。

詳しくは、タイ王室海軍ホームページ

http://www.navy.mi.th をご覧下さい。