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2013年12月25日、日本の農林水産省はタイにおける鳥インフルエンザの清浄性を確認したため、タイからの生鮮家禽(かきん)肉(冷蔵・冷凍を含む)の輸入停止措置を解除したと発表しました。 それを受け、10年ぶりにタイから運搬される鶏肉を含むタイ産家禽肉製品の初ロットが2014年1月20日より日本市場にて販売を開始します。タイからの生鮮家禽肉は、2004年1月に高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の発生以来、日本政府はタイからの生鮮家禽肉等の輸入を停止しました。その後、タイは2009年、国際獣疫事務局(OIE)へ同疾病の清浄性を宣言し、日本へ生鮮家禽肉等の輸入停止措置解除を要請しました。要請を受けた後、日本の農林水産省は2013年3月にタイへ調査団を派遣し、現地調査を実施しました。その結果、タイにおける同疾病の清浄性を確認したことから、タイからの生鮮家禽肉等の輸入措置を解除しました。

2004年以前、日本はタイの第1位の生鮮鶏肉市場であり、日本市場においてもタイは輸入国の上位でした。当時、日本向けの生鮮鶏肉の年間輸出総額は、約80億バーツ(約250億円)でした。日本が輸入停止措置を実施した2003年には出荷量が179,024トン、輸出総額が100億バーツ(約320億円)でした。タイの生鮮鶏肉の輸入停止措置を実施した後でも、日本はタイからの加熱加工鶏肉市場(焼き鳥)の第1位です。2012年にはタイから加工鶏肉の輸入量が222,338トン、約337億7,000万バーツ(約1,060億円)でした。

タイの鶏肉は、日本料理のから揚げ、親子丼、水炊きなど、タイ料理ではグリーンカレー、   ガイヤーン(タイ式焼き鳥)、ガパオガイ(鶏肉バジル炒め)など、また中華料理でも様々な形で使用され、好評です。今回の輸入停止措置の解除を受け、本年(2014年)においては日本向けの輸出量が10万トン以上、約90億バーツ(約290億円)の輸出総額が見込まれています。

2014年1月20日には、タイ王国大使館は商務参事官事務所及び農務担当官事務所と、タイ本国から鶏肉を輸出入する関係業者を始めタイの鶏肉を扱う飲食店を招待し、タイの鶏肉を使った料理をご賞味頂いて、タイの生鮮鶏肉生産過程が輸出基準を満たし、食品安全を重視していることを認識してもらうため、200人規模のタイ国生鮮家禽肉輸入再開祝賀会を共催することが決定しました。

2014.01.16chicken2