Culture Corner
ムエタイ
 タイの国技に相当するムエタイは日本の相撲にあたる神聖なスポーツです。ムエタイの試合会場はバンコク市内の「ラジャダムナン・スタジアム」と「ルンピニー・スタジアム」が有名で、ともにランキングとチャンピオンを設定しています。
キックボクシングとの違い
ルール、判定方法が大きく違います。まず、試合の前には必ずワイクルーを踊ります。試合中も音楽が流れ、選手達はこのリズムに体をあわせながら、戦います。ルールにおいては、インターバルがキック1分なのに対し、ムエタイは2分。基本的に5ラウンド戦います。判定では、ヒジ、ヒザのポイントがとても高く、パンチよりキックの方が高いという傾向があります。観客の声援も独特で、総立ちで声を限りに声援を送っています。また、インターバル時にラウンド数を書いたボードを掲げてリングに上がる「ラウンドガール」はムエタイには存在していません。
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ムエタイの父・ナーイ・カノム・トム
 14~18世紀に栄えたアユタヤ王朝はその当時、常に隣国・ミャンマーによる侵略の危機にさらされていました。その中で編み出されたのが、素手で敵兵を倒すための武術「ムエタイ」です。武芸として長い歴史を持つムエタイは数多くの伝説のファイターを生んでいます。なかでも、最も有名なのが、アユタヤ時代、とらわれた仲間の釈放をかけて、隣国ミャンマーの御前で試合をした「NAI KHANNOM TOM」(ナーイ・カノムトム)です。その試合ぶりは体のあらゆる部分を使ってミャンマーの武術家を次々に倒し、「このタイ人は全身に毒を持っている」と怖れられたといわれています。
ムエタイの父・ナーイ・カノム・トム

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