近年のグローバル化や日 - タイ関係の緊密化により、タイ音楽やタイのアーティスト達が、日本においても徐々に脚光を浴びるようになってきています。
今回は、タイと日本のミュージシャンらの交流と日本でのタイ音楽の普及を積極に進める「ソイミュージック」を主催する遠藤治郎さんと木村和博さんにお話を伺いました。
遠藤さんは 3 年前 、友人を訪問するためタイを訪れた際、タイの 多くの若いアーティストたちと知り合う機会に恵まれました。その時知り合ったのが、タイの人気バンドであるモダンドッグでした。そして、 2003 年に在京タイ王国大使館主催により行われたタイフードフェスバルにモダンドッグが招待された際、遠藤さんはモダンドッグから来日に合わせてライブを実施したいとの相談を受けたのです。それを契機として、遠藤さんは日本でタイの若者の音楽とその人々の空気感を紹介することを目的とする「ソイミュージック」を立ち上げ、モダンドッグを招いての「ソイミュージック」初ライブを開催するに至りました。ソイミ ュージックの「ソイ」という言葉はタイ語で「路地」という意味ですが、ここには大通りでは見られないタイの路地の独特の楽しい雰囲気を伝えたい、という気持ちが込められています。
その後、タイのインディーズ音楽に興味を惹かれていた木村さんは遠藤さんに意気投合し、その後「ソイミュージック」の活動を広げる原動力となります。そして、当初は日本にタイの音楽を紹介することを目的として結成されたソイミュージックは、タイと日本のミュージシャンの双方向の活動により新しい音楽を模索することを目指して、徐々に日タイのミュージシャンによる共演ライブやバンコクでのライブも行われるようになりました。木村さんはソイミュージックのプロデュースにおいてタイ人と日本人が共になって企画を進める中で、単にお互いの音楽を伝えるだけではなく、タイ人の持つ陽気さや楽天的な発想と日本人の持つ几帳面さがお互いを補完しあうことにより良い相互作用を生み、結果的に楽しいイベントを作ることができる、と話しています。
現在、遠藤さんと木村さんは、国際交流基金、タイ文化省及び外務省より支援を受け、横浜にて開催中の展覧会「横浜トリエンナーレ 2005」に、「ソイプロジェクト」として参加しています。この「ソイプロジェクト」では、タイのアーティストらによる展示の他、 10月 26、 27日にはモダンドックのミニコンサートが、 10月 29、 30日にはソイミュージックフェスティバルが予定されています。尚、「横浜トリエンナーレ 2005」は 2005年 9月 28日から 12月 18日まで開催されていますので、是非タイのアーティスト達の展示やライブをご覧になってその魅力を感じて見てはいかがでしょうか。タイの参加アーティスト及びイベントの詳細についてはこちらをご覧下さい。
インタビュー:森久美子
広報文化部
在京タイ王国大使館
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