タイらしさと仏教普及をアピールするソンクラーン

 

2006 年 4 月 7 日午前、スワット・リパパンリッポ副首相は首相府政府報道センターで記者会見をし、国立仏教事務所はソンクラーン祭りを通してタイらしさを継承していくことを目的に、バンコク市プッタモントン地区アクサ(ウッタヤーン)通りで 4 月 12-13 日にソンクラーン祝賀イベント「プッタモントンからソンクラーンをタイ全土へ」を開催すると発表しました。当イベントは、水掛祭りの楽しさのみを強調するのではなく、タイらしさを出したイベント内容とタイの魅力でもある昔ながらの仏教を身近に取り入れることに力を入れ、伝統の中にある本来の魅力を醸し出すような催しになります。

引き続き副首相は、現在、流入する外国文化はタイ文化に大きな影響を与え、子ども・若者達は明らかに外国文化に傾倒し、過去と現在とを結びつける素晴らしい自国文化が少しずつ消えつつある、彼らにタイらしさを取り戻させるためタイの伝統を復興すべきだと述べました。

政府と国立仏教事務所は前述のような問題を指摘した上で、今回のイベントを「優雅で美しく、平和的な相互扶助の心を持ち、仏教を身近に感じる」という昔ながらの思考の流れを持ったソンクラーンの風習からタイ伝統を復興する良い機会と位置づけました。また文化を継承し、国民に対し古典的なソンクラーンの伝統を継承し合おうと参加を呼び掛けました。当イベントの参加を通して、後世の若者が優雅な美しさを持つ美術文化を含めたタイの伝統風習の重要性とその浸透を認識し続け、他の見本ともなるような祝賀祭になるようにという目的もあります。何れにせよ、今後政府はこの「プッタモントンからソンクラーンをタイ全土へ」を毎年継続して後援していきます。

尚、今年の「プッタモントンからソンクラーンをタイ全土へ」は興味深い催し物がたくさん用意されています。例えば、参加者の幸福のため古来から民衆に深く信仰されている仏像を 9 寺院から集め、合同参拝し水掛けをする儀式も行われます。

この他にも、タイ国内で最も美しいと言われるウッタヤーン通りで行われるタイ各地のソンクラーン御輿行列や、ウォーター・スクリーンに映し出されるイルミネーションを含め、僧侶が出席する儀式や仏教の伝統風習に倣った活気溢れる祭りが開催予定です。地方の御輿行列、オープニングセレモニー、イルミネーション、グラミー歌手のコンサートを楽しむことができます。また 2006 年 4 月 13 日午前 7 時 30 分、 999 人の僧侶への盛大な托鉢式が予定されています。それに伴い説教、先祖供養、 9 体の仏像に聖水を掛ける儀式、タイ文化を正当に受け継ぐ水掛け祭りも行われるのでご参加下さい。

国立仏教事務所のブンリス・パーナヂ代表代理は、ソンクラーンというと大衆は水掛け遊びを楽しむことを重視しがちだが、本来は仏教と関連した托鉢や放鳥、放魚の風習もあり、当事務所では 2006 年のソンクラーン祭りを次のような 3 点の目的を持って開催すると述べました。その目的とは、第 1 に仏教を源とする優雅なタイ文化を保護し、第 2 にタイの子ども・若者達に昔ながらの正月であるソンクラーンの重要性に触れてもらい、第 3 に仏教を中心としてタイ人が協調し合い幸せな社会を作り上げていけるような展望をタイ社会に感じ取らせるため、というものです。今年のウッタヤーン通りのソンクラーン祭りが後世の人々にとってタイの素晴らしい伝統への知識と理解を深めるようなものになるようにと切に願う、とブンリー氏は述べました。

 

( タイ政府公式ホームページより )


 

   
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